「スケルトンリフォーム」と聞いても、一体何なの?とピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
スケルトンリフォームとは何か、メリットやデメリットについても解説いたします。
スケルトンリフォームってなに?
スケルトンは「骨組み」という意味があります。
スケルトンリフォームとは、家の内装である壁や天井などを全て取り外して、骨組みの状態からリフォームを始めることです。
スケルトンリフォームする場合は、「骨組み以外の内装などを全て取り除いた」状態に戻します。
建物の構造を維持する上で必要なコンクリートや柱はそのままですが、それ以外は新品に作り替えるのがスケルトンリフォームなのです。
もともとは和風だった家を洋風に変更したり、水回りやリビングの場所を変える、といったことも簡単にできます。
ライフスタイルの変化などにより、リビングやキッチンの場所を変えたいと考えている方は非常に多いです。
そういった方に、スケルトンリフォームはとてもオススメです。
スケルトンリフォームで重要なポイントは、構造の一部である柱がどこにあるのか、リフォームの妨げにならないか、といった点を確認してから開始することです。
柱の場所によっては、希望通りにリフォームできないこともあるからです。
スケルトンリフォームは耐震性に問題はないの?
スケルトンリフォームをすることで耐震性能には影響が出ないのか、不安に感じる方も多いと思います。
でも大丈夫。耐震性には問題ありませんので、ご安心ください。
スケルトンリフォームは室内の内側部分だけを取り払います。
つまり、床や天井などを取り外すだけです。
戸建て住宅はもちろん、マンションの耐震性を支えている要の骨組み部分は変更しません。
万が一、地震が起きても以前より耐震性が低下するということはありません。
スケルトンリフォームのメリット・デメリット
スケルトンリフォームには、メリットも多いのですが、デメリットももちろんあります。
スケルトンリフォームは自由度が高く新築同様の仕上がりに!
スケルトンリフォームのメリットは、新築のような仕上がりにすることができる、ということです。
給排水配管や電気配線といった、見えない部分も新しくすることができるため、家の寿命も大幅に伸びます。
さらに、デザインの自由度が高いため、自分の好きなようにデザインを楽しむことができます。
もちろん間取りを大幅に変更するということも可能です。
一般的なフォームの場合には、水回りのリフォームをすることはなかなか難しいものです。
しかし、スケルトンリフォームの場合には、水回りも移動させることができますので、それまでは水道管がなかった場所にも水道管を通すことができます。
部屋の場所などに制約は一切なく、好きなところに変更することができます。
また、従来よりも天井や壁といった部分に遮音性が高い材質を使用することができます。
つまり遮音性を飛躍的に高めることができるのです。
スケルトンリフォームは費用が高くなりがち
一般的なリフォームと比較すると、スケルトンリフォームは費用が高くなってしまいます。
リフォーム時に取り除いた古い壁や床などが大量に出ますので、それを廃棄するために費用が発生します。
そういった費用がかさむことで、一般的なリフォームよりも高額な費用がかかります。
また、リフォーム時の騒音も一般的なリフォームと比べて大きいです。
戸建てであれば良いのですが、マンションリフォームなどの場合にはかなりの騒音を伴います。
コンクリートで作られた壁の場合、壊す時には相当大きな音が出ますので、近所に迷惑がかかってしまう可能性があります。
スケルトンリフォームは、自分の希望通りにリフォームが行えるだけでなく、家の寿命もアップします。
しかし、費用や騒音の面などデメリットもありますので、これらをしっかり吟味した上でスケルトンリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?
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