介護をする側の立場となる家族は、どのような気持ちで家族に対し、介護をしているのでしょう。
実際に介護をしている方のリアルな口コミを集めました。
家族みんなの気持ちから見える不満から解決法を考えるためにも、介護する家族の口コミを見てみましょう。

介護する家族のリアルな口コミを紹介

介護家族の口コミ1「この先ずっと在宅介護できるのか、不安」

要介護者:90代:認知症
口コミ投稿:年代・性別不明

祖母が認知症。
家族が実家で介護をしているが、祖母は「今日は何曜日?」など同じことを何度も母に話しかけている。
排泄も自分ではできなく、母の仕事は増える一方。
この状態を見て、祖父が認知症の祖母を怒鳴る状態が毎日続いている。
認知症が進行しているせいか、両親を泥棒と言うこともしばしば。
食事や薬を飲まない、と言い張る日が増えている。
母の実の父母であるため在宅介護をしなければと思っているようだが、父は施設に入れた方が良いと思っている。
この先ずっと在宅介護は無理な気がする。

【対策】
どうしても「在宅介護でなければならない」と思う家族は、たくさんいらっしゃいます。
しかし、痴呆症が進行すると家族だけの力では手に負えない事態に発展する場合も増えています。
そうなってしまうと家族の心労が増える一方で、周りの家族だけでなく要介護者にとっても、在宅介護によるメリットよりもデメリットが浮き出てしまいます。
介護生活では、家族みんなでどうしたら最善策なのかを話し合い、専門的な知識が豊富な方のアドバイスを聞き入れることが大切です。
窓口となる場所へ実際出向く、または電話で相談して自宅へ様子を見に来てもらうなど、手段を考えられてみてはいかがでしょうか。

介護家族の口コミ2「薬も飲まず、おむつもつけない。家族がバラバラ」

要介護者:年代不明:女性:認知症
口コミ投稿:19歳・性別不明

痴呆症の祖母を在宅介護しています。
祖母はいつも死にたいとつぶやいている。
お風呂に入りたがらず、着替えもしようとしない。
被害妄想が膨らみ、「のぞかれている」などと言い張る。
処方された薬も飲もうとしない。
何より困るのがおむつをつけようとしないため、家中を徘徊し汚してしまう。
これが原因で家族が怒鳴り合う日々。
父は出張で留守が多く、母が介護を主にしている。
就活で忙しいのに、家庭内がバラバラ。

【対策】
専門的なアドバイスを受けるために、しかるべき期間に相談しましょう。
「高齢者総合相談センター」というシルバー110番などがあります。
このシルバー110番は、各都道府県に必ず設置されている窓口です。
介護の悩みは、家族以外の助けが必要な場合もたくさんあります。
相談することで先が見え、現状よりも介護に対する負担を減らすこともできます。
一人で悩まず、助けとなる方へ現状を報告し、選択肢や解決策を探しましょう。

介護サービスや介護保険を活用して負担を軽減しましょう

介護は家族のみでは任務が大きすぎ、対応に困る場合もあるでしょう。

日頃からデイサービスによるケアを利用し、介助者の心の負担を軽減しながら介護をするなど、「自分一人で介護をしなければ」という考えを変えることも必要です。
家庭崩壊にならないように、家族で今後どうケアしていくべきなのかを話し合い、日頃から相談する時間を作りましょう。

介護制度を利用すれば費用の負担をおさえられる場合もあるため、知識を深め、介護に向き合うようにしましょう。

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