高齢者の方と一緒にいると「よっこらせ!」と気合をいれて立ち上がっている姿や「よいしょ!」と座っている姿を何度も目にしますよね。
高齢者の方が座ったり立ったりするのは、とても大変なのです。足を曲げるのが辛かったり、力が入りにくかったりもします。

もし楽に立ちあがることができたら、高齢者の方が移動する時の負担はとても軽くなります。
また、立ち上がりをサポートすることで、立ち上がりに失敗して怪我をするリスクも少なくなります。
そこで、立ち上がりをサポートするおすすめの介護用品を3つご紹介します。

1・立ち上がりを万能に補助する「たちあっぷ」

たちあっぷ

https://www.kaigo-web.info/item_cat1/item_cat1_13/

立ち上がりに使える床置型の手すりと言えば、矢崎化工の「たちあっぷ」が有名です。
幅や高さなどで沢山のタイプが用意されています。階段状になっているものなど様々な形があります。

「たちあっぷ」はどこにでも設置できる点が特徴

据え置き型なので移動可能です。布団回りやベッドサイド、ソファーサイドや玄関などにも使用できます。
設置場所の広さに余裕があれば、基本的にどこにでも設置できるのです。まさに万能タイプですね。

「たちあっぷ」の価格帯

五万円前後〜十数万円程度まで、大きさや形状によって異なります。
基本的な形のものは十万円以内で購入可能です。

「たちあっぷ」の口コミはどう?

「同じような置き型の立ち上がり補助具に比べて安定感がある」
「電動ベッドから起き上がるまでが、安心して自分でできるようになった」
など、安心感、安定感が人気の秘訣のようです。

「たちあっぷ」に似ている製品は他にもある?

モルテンの「ルーツ」も「たちあっぷ」と同じように、基本的なタイプから両手すり仕様のものまで様々なタイプがあり、価格帯もほぼ同じです。
モルテンには他に「バディシリーズ」といって突っ張り棒タイプの手すりや、歩行訓練用の手すりもあります。

2・見た目は素敵なソファー!「リフトアップチェア」

リフトアップチェア

http://interior.francebed.co.jp/products/model.php?k=17&b=0183&m=021023

リビングになじむオシャレなデザインの「リフトアップチェア」

フランスベッドの「リフトアップチェア」シリーズは、リビングに馴染むデザインが特徴です。
電動で座面が斜めに立ち上がることで、立ち上がりを補助します。
リモコンで操作でき、リクライニングも可能です。自室に篭もらず、リビングで家族と過ごす時間が増えそうですね。

「リフトアップチェア」の価格帯

購入の場合には十数万円〜となっています。

「リフトアップチェア」の口コミがどう?

「キャスターがついていて移動が楽々!」
「和室にも洋室にも合うデザインがよい」
など、居室内で利用し易い点が人気のようです。

「リフトアップチェア」と似ている製品は?

起立木工の「起立楽々ソファー 立ち上がり補助椅子」は、ガスダンパーの反発力を利用した電源いらずの立ち上がり補助椅子です。
2人用、3人用もあり、座面が回転するのでテーブルで食事をする時などは、向きを変えてから楽に立ち上がることができます。
デザインもモダンなので、どんなインテリアにもマッチしそうです。起立木工には同じガスダンパーの反発力を利用した玄関チェアなどの製品があります。

3・立ち上がりだけでなく座るのも楽に!「トイレリフト」

トイレリフト

http://www.toto.co.jp/products/ud/toiletlift/index.htm

「トイレリフト」があればトイレに座る時も安心!

TOTOの「トイレリフト」はトイレの座面が斜めに立ち上がることで、立ち上がりを補助します。
座面が高い位置まで上がるので、トイレに座る時、ドスンと落ちたりしないかが不安な方にもおすすめです。

「トイレリフト」の価格帯

「トイレリフト」の本体価格は大体10万円前後のようです。工事を頼む場合には、他に備付費用がかかるでしょう。

「トイレリフト」の口コミはどう?

「排泄は毎日のことなので楽になって嬉しい」
「手すりと組み合わせて、一人でトイレに行けるようになった」
「トイレの介助にたくさんの力がいらなくなった」
などといった口コミがあり、大変助かるグッズであることが分かります。

「トイレリフト」と似ている製品は他にもある?

INAX・LIXILの「シャワートイレ便座昇降装置おしリフト」など、各メーカーで同じような製品があります。
現在のトイレに取り付け可能かなど、リフォーム会社、メーカーなどに相談しましょう。

立ち上がりをサポートする介護グッズは数百円から利用できる!

今回ご紹介した立ち上がりをサポートするおすすめ介護グッズベスト3は、介護認定を受けていれば1割ないし2割負担で購入できます。
レンタルできるものについてはレンタル料も1割か2割で済みますので、数百円から利用可能となり、嬉しいですね。

ただし、介護保険の利用には限度額があります。
また、介護保険サービスの詳細は各地方公共団体で異なる場合もありますので、必ずケア・マネージャーや介護保険担当窓口で相談してから購入しましょう。

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