介護リフォームには、嬉しいメリットがたくさんあります。

  • 介護リフォームを行うことで介護予防にもなる
  • 助成金制度によって費用を抑えることが可能
  • 住み慣れた家で充実した最期を迎えることができる

こうした3つのポイントについて、それぞれ詳しく解説していきます。

1.介護リフォームは介護予防の手段にもなる!

介護リフォームを行う方の中には、国から介護が必要だと認定される、要介護認定を受けている方が多くいます。
介護認定が上がれば上がるほど、多くの場所を改修工事することが必要になるため、その分費用が高くなり時間もかかります。

そのため、介護リフォームは高い、難しいといったイメージを持ってしまい、介護リフォームを行うことをためらってしまう方も多くいます。

しかし、以下の表を見てみてください。高齢者の転倒事故が起こった場所の約8割を住宅が占めています。一般道路や自然環境よりも安全だと思われがちな住宅に危険が潜んでいる、というのですから驚きです。

外出するよりも家にいる時間の方が長いですし、家で過ごす時間くらいは、せめて安心して生活を送りたいものですよね。普段は何の不自由もなく生活を行っていた人でも、高齢になっていくにつれて、ちょっとした段差でもつまずきやすくなり、怪我の治りも遅くなります。
一事が万事というように、ちょっとした怪我が原因で足腰が弱り、介護を必要とする生活を送る人もいます。

そのため、いかに住宅を安全な場所にするか、が鍵となります。介護予防として、食事をしっかりと摂る、適度な運動をする、頭を使う、などの方法ももちろん有効な手段ですし、健康的に老後を過ごすために必要なことです。
しかし、介護リフォームを行うこともまた、転倒事故や怪我を未然に防ぐために私たちができる非常に有効な手段の1つなのです。

2.助成金制度を賢く使って介護リフォーム費用を抑える!

国から要介護や要支援を受けている方は、介護リフォームの際に手続きを行えば、助成金がもらえる制度があります。
この制度を「高齢者住宅改修費用助成制度」と言い、最大で工事費用20万円のうち9割分、つまり18万円分のお金を出してもらうことが出来ます。

介護リフォームを推進している市町村によっては、国が補助している助成金とは別に、独自で補助金を出している自治体もあります。
東京の千代田区、目黒区、大阪の大阪市、八尾市など、主要な都市でも補助金を出しているところが多くあります。できるだけ安価に抑えて介護リフォームを行うために、各自治体に問い合わせてみましょう。

3.介護リフォームを行い住み慣れた家で最期を迎える!

自宅介護
老後の生活を考えたとき、こんなイメージはありませんか?

介護が必要になったら住み慣れた家を離れ、全く馴染みのない土地や施設で最期の人生を送る。しかし、介護が必要になったからと言って、自分の住居を離れ、知らない土地で過ごすのには抵抗があると思いますし、不安もあると思います。また、今まで大切にしてきた近所付き合いがなくなってしまうのも、寂しいですよね。
最期の場所だからこそ、自分が好きな場所で好きな人と過ごしたい。そう考えることは、贅沢でも何でもなく、誰もが願うことだと思います。

その願いを叶える方法として、介護リフォームは最適です。住み慣れた家にずっと住み続けるために不便なところを解消し、今までの生活と変わらない日常を送れるようにすることが介護リフォームの目的であり、最大のポイントでもあります。
高齢になったからと言って、家を手放すことはありません。自分の好きな場所で、好きなように自分らしく過ごすこと。それが、幸福な人生をまっとうするために大切なことです。

以上のように、介護リフォームには大きく分けて3つの利点があります。高齢になるにつれて、身体的にも経済的にも自由の幅が狭まってしまう、そう考える方も多いでしょう。
ですが、何よりも大切なことは、いかに自分自身の健康を保ちながら、自分が暮らしたいように暮らしていけるか、ということです。自分らしい選択をするためにも、介護リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

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