中古住宅は劣化が進んだ状態のため、リフォームによるメンテナンスが肝心です。より良い状態で長く家を保つには、中古住宅の状態を把握することが重要です。
- どの部分にメンテナンスが必要なのか
- 費用がいくらかかるのか
この2つを詳しく把握することが、中古住宅リフォームを成功させるポイントです。事前にどのような事柄に注意すれば中古住宅リフォームが成功できるのか、詳しくご紹介します。
中古住宅リフォームの際に気を付けるポイント3つ
築年数10年をめどに点検する!
家は年数が経つにつれ、劣化が進みます。劣化が進行しないためにもリフォームは10年を区切りと考え、外壁や屋根を専門家に依頼し、点検しましょう。
メンテナンスが必要であればリフォームをしなくては劣化や腐食が進行してしまいます。
「見た目では分からないし、まだ大丈夫。」そう思っていても小さな劣化は必ずといっていいほど大きな劣化へと進行してしまいます。
中古住宅の場合は築年数を参考にして専門家へ点検を依頼しましょう。大きな劣化によって、結果的に多額のリフォーム代金が必要になります。
中古住宅は築年数が何年なのか、いつどの部分がリフォームされていたのかを把握することが大切です。劣化が進行した状態のままですと傷みが広がり、リフォーム費用が膨らんでしまいます。
費用を抑えるためにも築年数10年をめどに大まかなリフォームをするように心がけましょう。
水まわりは築年数に関わらず注意が必要
水まわりは築年数に限らず傷みやすいにも関わらず、劣化が分かりにくい部分です。
特に水道管が腐食しているのにそのままにしていると漏水の原因になりやすく、多額の修理費用がかさむ場合もあります。
またシロアリ被害になっていることを知らずにいるケースも多く見受けられます。
屋根・外壁リフォームの成功に重要な「信頼できる業者選び」
屋根、外壁はリフォーム費用の大部分を占めます。見た感じはきれいに見えても放置しておけば劣化が進行し、後でかかるリフォーム費用に影響が出てしまいます。
後々のことを考えると、メンテナンスコストを抑えるだけでなく、外壁が長持ちするコストパフォーマンスが良い業者を選ぶことも大切です。
リフォーム業者は見積もりを複数社に取り、信頼できる内容と価格を提示してくれる業者を選びましょう。
築年数であなたの中古住宅の性能が丸わかり!
中古住宅が建てられた時期によって、断熱、換気、耐震などの性能が読み取れます。性能に合わせたリフォームを行うことでより快適な住宅にすることが出来ます。
1981年以前に建てられた中古住宅は耐震性能に不安が
地震が多い日本では、震度6以上の地震がきても建物が倒れないようにするため、1981年に新耐震基準ができました。1981年以前に建てられた中古住宅の場合は耐震に弱い可能性があります。
リフォームをするなら、耐震性能を上げるリフォームを視野に入れてみても良いでしょう。耐震に詳しいリフォーム業者に見てもらってはいかがでしょうか?
1999年以前に建てられた中古住宅は断熱機能に注意
1999年に、国によって住宅の断熱基準が改定されました。そのため、1999年以前に建てられた中古住宅は断熱に弱い可能性があります。
心配な場合は、窓などのリフォームを重点的に診断してもらいましょう。
2003年以前の中古住宅なら24時間換気システムを検討
2003年以降に新築された住宅の場合、24時間換気システムを設置しなければならなくなりました。
24時間換気機能は、湿気対策にも役立ちます。中古住宅が2003年以前に建てられた場合、換気システムのリフォームも考えてみましょう。
中古住宅は適切なメンテナンスを施せばお得!
中古住宅に限らず、当然新築でもやがて家は古くなります。
どのタイミングで、どの部分にどれだけの費用をかけてリフォームをすれば快適に暮らせるのかは、築年数と家の性能レベルによって決まります。
中古住宅の場合は、新築よりもさらに慎重にタイミングと費用を検討することで、リフォーム成功に繋がります。
こちらでご紹介した内容を参考に、事前にしっかりと各項目を確認しておきましょう。
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