リフォームローンは住宅を改築したり、改装する場合に使用される住宅ローンの一種になります。
ここではリフォームローンの種類やメリットについて解説していきます。

リフォームの必要性と費用

新築で購入した家でも何十年も住んでいれば、いろいろな箇所に傷みが出てきます。
これから先も住み慣れた家で暮らしていくためには、リフォームが必要となってきます。

リフォームの費用は?

リフォームの費用は、改築や改装の度合いによって異なります。
全面リフォームとなると、1000万円以上の費用がかかることもあり、新築の家を購入する時と同じように、経済的な負担は非常に大きくなります。
そのような場合、リフォームローンを利用することで、一般的なキャッシングローンなどを利用する時よりも、安い金利でリフォーム資金を借りることができます。

リフォームローンの種類

リフォームローンには、公的融資と民間融資の2種類があります。

公的融資

公的融資は、住宅金融支援機構や自治体住宅融資といったものがこれに該当します。
民間融資に比べると金利が低く、長期間融資してもらえるのが特徴です。
しかし、融資条件は民間融資よりも厳しく、融資限度額は所要額の8割までとなっています。

民間融資

民間融資は、マイカーローンなどと同じように、民間の金融機関が扱っているローンです。
銀行や信用金庫といったものがこれに該当します。
金利は若干高めの傾向にありますが、審査は比較的緩いですし、限度額についても制限は特に設けられていないのがメリットです。

リフォームローンのメリット

一般的なローンの場合、借り入れの時に担保が必要になることが多いです。
それに対して、リフォームローンは金融機関においては無担保で借り入れすることができますので、抵当権の設定など面倒な手続きは不要です。

また、自宅を担保に入れる有担保で借りることも可能です。無担保の場合より金利が比較的低くなると言われています。

審査が早い

リフォームローンは一般的な住宅ローンに比べて、審査の結果が出るまでが非常に早いというメリットがあります。
普通の住宅ローンであれば、審査基準が厳しいだけでなく、審査結果が出るまでに比較的長い時間がかかってしまいます。
それに対して、リフォームローンの場合にはすでに住宅を持っている、つまりある程度の資産がある方を対象としています。
そのため、ローンの条件は緩めに設定されています。

また、金利が低いのも魅力の1つです。
一般的なキャッシングローンというのは、金利が非常に高く返済していくうちに払う利息の額はどんどん高くなります。
その一方で、リフォームローンの場合には通常のフリーローンと比較すると金利が低く設定されていますので、支払い総額を大幅に抑えることができます。

リフォームローンは減税対象になる

リフォームローン
リフォームローンを活用することで、住宅ローン減税の適用対象になります。
住宅をリフォームできて、さらに減税対象になるのですから、しっかりと申告して減税を受けましょう。

自分が住む家でなければならない

リフォームにおいて住宅ローン控除を受けるためには、いくつかの条件がありますが、大前提として自分が所有している家でなければなりません。
そして、自分が住むことを目的としている家屋に対してリフォームをする、ということが条件になります。

また、減税を受けるには、税務署に提出すべき書類がたくさんあります。工事の前に手続きをする必要がありますので、業者に依頼して事前に揃えておきましょう。
確定申告も必要になりますので、申告時期間近になって慌てて書類を揃えることがないように、準備は早めに進めておくようにしてください。

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