介護の困りごとを解決する介護サービスを徹底紹介！その１

介護保険で受けられる介護サービスには、

• 介護が必要なレベル
• サービスを利用する目的
• 費用
• 期間
• 地域
• 医療ケアが受けられるか

などによって、２５種類もあります。
介護で多い７つの困りごとを解決してくれるサービスついて、それぞれ詳しく説明します。
このページでは、３つまでご紹介します。

１.そもそもどこに相談したらいいかわからない！

• 介護には準備が必要？
• どんな介護サービスを受けられる？
• いくらくらいかかるの？
• 家族は仕事を続けられる？

ご家族やご本人は介護の専門家ではないので、わからないことだらけですよね。
そんなときは、「ケア・マネージャー」が相談に応じてくれます。相談もケアプランの作成も介護保険が適用され、無料になります。

２.自宅に誰か手伝いに来てくれたらいいのに！

自宅で過ごす場合には、自分で出来ないことを誰かに手伝ってもらいたいですよね。
家族と同居していても、家族の時間がない、体力がない、専門知識がないなど、困ることはたくさんあります。
そんな時は、以下のようなサービスを利用してみてはいかがでしょうか？

訪問介護サービスを利用する

• 掃除がつらいので手伝って欲しい
• オムツ替えが苦手
• 歩けないけれど、家のお風呂に入りたい

このような場合は、訪問介護サービスを利用すると助かります。

訪問入浴介護を利用する

• お風呂まで運ぶのが困難
• 持病があるので入浴が怖い

そんな時は、訪問入浴介護サービスを利用しましょう。
介護士や看護師の方が入浴のサポートをしてくれます。

訪問看護を利用する

• 持病があるので看護師さんにお世話してもらいたい

そんな場合は訪問看護サービスを利用すると、看護師さんがお家まで見に来てくれます。

訪問リハビリテーションを利用する

• 自宅で専門的なリハビリを受けたい

訪問リハビリテーションサービスを使うと、理学療法士さんなどが自宅に来てくれて、一緒にリハビリの訓練をしてくれます。

夜間対応型訪問介護を利用する

• 夜間みてくれる家族がいない
• 介護する家族が寝不足で困っている

夜間対応型訪問介護は、夜間に介護士の方が来てくれてトイレの介助などをしてくれます。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護を利用する

• 決まった時間ではなく、必要な時に必要なだけケアして欲しい

定期巡回・随時対応型訪問介護看護を利用すると、いつでも必要な時だけ介護士や看護師の方が訪ねてきてくれます。

３.自宅介護だと施設には預かってもらえないの？

自宅介護の場合でも、自宅から近隣の施設へ通所・宿泊することで様々なサービスを受けることができます。
自宅で受けられる介護サービスとの併用も可能です。

通所介護（デイサービス）を利用する

• 日中は介護する家族がいない
• 外出して他の人と話をしたい
• 自宅外で簡単なリハビリを受けたい

デイサービスを利用すると、日帰りで食事や入浴などのサービスが受けられ、他の利用者の方とコミュニケーションもとれて楽しく過ごすことができます。

通所リハビリ（デイケア）を利用する

• 自宅から通える距離で本格的なリハビリテーションを受けたい

デイケアは、デイサービスよりも更にリハビリを重視した施設です。
理学療法士さんから本格的なリハビリの訓練を受けられます。

短期入所生活介護（ショートステイ）を利用する

• 家族が体調をくずしたので、しばらく泊まりでケアして欲しい
• 入居したい老人ホームがまだ見つからないので、とりあえず泊まりでケアして欲しい
• 家族が出張でいない時だけ泊まりたい
• 家族がリフレッシュできる時間を作りたい

そんな時は、介護老人福祉施設が行っている短期間の入所サービスを利用しましょう。
入浴や食事といったサポートを受けることができます。

短期入所療養介護（医療型ショートステイ）を利用する

• 持病があるが、泊まりでケアして欲しい

こちらもショートステイの場合と似ていますが、特に医療ケアが必要な場合は「医療型ショートステイ」を利用しましょう。
短期間ですが、日常的なお世話だけでなく医療ケアも受けることができます。

こうして見ると、介護サービスにも実に色々な種類があり、臨機応変に対応してもらえることが分かりますね。

この記事では、困りごと３つの解決策をご紹介しました。

４つ目の項目からは、「介護の困りごとを解決する介護サービスを徹底紹介！その２」の記事を御覧ください。